YES お笑い, YES Life

大好きな芸人さんを紹介します(〃^ー^〃)特に漫才に目がありません。たくさんの方々を紹介していけたらと思います。

M1に潜むドS笑神 VS 和牛

今日は書かねばなるまい

 

ユウキロックさんのM1総評に激しくうなづいている場合ではない

 

私だって物書きの端くれ

ここで書かなくていつ書く

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

 

書くと言ったものの

出てくるのはため息のみ

 

 

笑いの神はドSなのか?

清く尊い者のもがく姿がお好みなのか?

「いろんな大会の2位を総ナメにしている」という自負をお持ちの彼らがその呪縛から自身を解き放たないのか?

 

 

答えはわからない

 

 

でも

今年も和牛は2位だった

限りなく1位に近い2位

 

 

 

重い客席を一気に自分たち色に染めた霜降り明星が優勝をかっさらっていった

鮮やかに

軽やかに

 

 

でも

でも

でも

 

 

和牛でしょう

どう見たって

 

 

霜降りが天才なのはわかる

 

二人とも華があるしキャラもわかりやすい

これから日本のお笑い界を背負っていくであろうオーラも持ち合わせてる

 

 

せいやさんはポスト出川さん

みんなにかわいがられて

いじられて

いい意味での国民のおもちゃとなるだろう

 

粗品さんは知的で的確なツッコミでまずは注目をあつめ

ほどなくして

隙がなさそうに見えて実は

いじられるとかわいさがあふれるジュニアさんタイプと判明する

果ては大物MCの予感

 

 

ゆりやん、ミキと並んで

次世代お笑いシーンど真ん中、王道を歩いていくであろう二人

 

 

でも

 

 

 

だからこそ

 

 

今年は和牛でしょう

 

霜降りはもう少し後でも全然大丈夫

余裕

 

 

でも

3年連続2位は過酷すぎる

本人たちでなくとも

どんなメンタルで受けとめたらいいのか全くわからん

 

 

「まだまだいけるよね?私はもっとあなたたちの研ぎ澄まされたキレッキレの漫才がみたい」と超絶我儘、片頬でうすら笑う歪んだ笑神のしわざとしか思えない

 

 

 

2年前のM1後は

「いや、絶対和牛よねー!?」と回りにいいふらしまくり

 

1年前は

「そっか期待されすぎちゃって肩に力入りすぎちゃったかなぁ...でも来年こそは!絶対行ける!」とすぐポジティブになった

 

 

 

でも今年は

 

 

 

途方に暮れる

 

 

 

まさにそれ

 

 

「これ以上どうしたらええねん...(沈黙無限...)」とエセ関西弁がこぼれちゃうくらいどうしたらいいのかわからない

 

 

 

 

去年のように肩に力が入りすぎることもなく

エンジョイ漫才をひっさげて全国ツアーも大成功

本番前のお二人も落ち着いて素晴らしい表情

もちろんネタ中も貫禄の漫才

 

 

水田さんなんかいつもの美肌がさらに輝いて化粧品のCMのオファーくるんちゃうかくらいの透明感

 

川西さんもおっとこまえでキメッキメでありながら

オレオレ詐欺では恐ろしいくらいに顔をひん曲げてのオカンぶり

 

 

 

いやぁさすが和牛

圧巻

しかない

 

 

全国民が唸らざるを得ない漫才だった

 

 

 

でも2位

 

 

 

M1ってなんなんでしょう

 

 

 

 

審査員の方々に関しては何も言うことはない

 

M1という大会が

「この方々にお願いします」といったのだから

 

この方々が審査してくれてこそ成り立つのだから

 

 

審査する方もほんと嫌だと思う

かつては審査されていた身だから各コンビの気持ちも痛いほどわかるだろう

今だって舞台に立てばお客さんに毎回審査されているようなもの

「どうなの?おもしろいの?あなたたち」なんてね

 

 

 

だからこそ真剣に

 

でもTVショーだから盛り上げて

 

 

この狭間の頃合いは絶妙に難しいだろうなぁ

芸のプロだからそんなこと素人に言われるなんて心外だろうけど

 

 

しんどいしんどい仕事だろう

 

今後の自分たちの首を絞めることになりかねない大きな賭け

 

 

でも引き受けてくれた

後輩たちのために

 

叩かれるかもしれない未来をチラチラと横目で見ながら

 

 

 

 

TV画面ではわかりにくい

場の雰囲気もあったんかな

霜降りが観客のココロをわし掴む綱が見えたんかな

 

昨日のように少し堅い重い観客には

テンポ良くたくさんちりばめたボケに

補足しながらのっかるセンス抜群のツッコミが気持ちよかったのかもしれん

 

重い気持ちを吹っ切ってくれる

ある意味わかりやすい

勢いのあるネタが

 

 

和牛の漫才は丁寧なストーリー仕立てだから

しっかり読み取らないといけない

 

ドンドンドン!って笑いを積み重ねるにはある程度の時間が必要だけど

お客さんは疲れていたのかもしれない

 

読み取るより

押し寄せてくるネタの連打を

単純にワハハと笑いたかったのだろう

 

 

その笑いの量が審査員の方々の加点に影響したのだろう

 

 

 

でもなー

もう解放しようよ

M1地獄からさ

 

 

十分がんばったやん?

これ以上どうせっていうん?

勘弁してよ

 

 

 

 

だがこれは和牛に失礼な話かもしれない

 

「見くびんなよ。おれらはこんなところでへこたれる思てんのか?まだまだ引き出しはあるで‼」と叱責されるかもしれん

 

 

ここらへんで勘弁して、なんて

 

 

「勘弁ってなんやねん!全員和牛ってカードがめくれるくらいのネタ、出来んねん‼」って水田さんにつっめたい視線で見下されるかもしれん

 

 

 

それならいい

 

見下して

 

 

見下して

こんなバカなことを言うイタいファンなんかくそ食らえってつば吐き捨てて

私なんかが想像できない

異次元の漫才を創りあげて

 

 

もう

好きが高じて嫌われたいという

訳のわからないカオスに突入するほど

応援してます

 

 

 

世の理不尽なこと

自分たちではどうすることもできない不条理を

「M1の和牛」と言うことにします

 

それくらい訳がわからない

 

 

 

 

でも

一つわかっていること

 

 

それは

来年もM1は正座でオンタイムで観るということ

 

そして今度こそ和牛が完全優勝して

全国民の溜飲を下げること

 

これに尽きる

 

ドSの笑神さま

見といてくださいよ

和牛はやりますよ

 

 

そして

私も頑張る

和牛さんと張り合えるくらいに

 

 

 

 

いや

言い過ぎました

 

 

和牛さんの背中がギリギリ見えるくらいのポジショニングで

全力疾走します

 

 

よかったらまた

読みにいらしてください

ではまた

 

 

莉久(りく)